モダンガール・モダンボーイ(和製英語)の略。
「パウリスタ五銭の珈琲今日も飲む」の作者である評論家の新居格が作った言葉です。モガはダンサーや女給、タイピスト、ショップガールやバスガール、電話交換手などの新しい職業に就くようなタイプの女性を指しました。このモガファッションは、断髪、引眉毛をし、縞の洋服、挑発的なショートスカートで装い、中肉でやや反り身で歩くのが良いとされていました。画家の岸田劉生は「毛断嬢」(モダン)の文字を当てました。
モボは髪はオールバック、ロイド眼鏡、派手なネクタイ、セーラーズボンといったファッションで新しがり屋のキザな青年のことで、エノケン(榎本健一)が歌った「洒落男」は日本中に流行しました。新奇を求めるモガ、モボがカフェーパウリスタに押寄せ、一日四〇〇〇杯のコーヒーが飲まれました。
洒落男(訳詞/酒井透 曲/クルミツト 歌手/エノケン)より抜粋
俺は村中で一番
モボだと言われた男
うぬぼれ のぼせて 得意顔
東京は銀座へと来た
そもそもその時のスタイル
青シャツに真赤なネクタイ
山高シャッポにロイド眼鏡
ダブダブなセーラーのズボン (以下省略)
大正モダンの中心地銀座でカフェーパウリスタのコーヒーを飲むモダンボーイの粋な姿がうかがえます。
投稿者 有機コーヒー通販・無農薬コーヒー通販の『森のコーヒー』公式サイト :2007年12月20日